文章練習

思いつくままキーボードでカタカタ

将棋の練習について

将棋の練習時間

社会人にとって趣味の時間を捻出するのは大きな課題の一つである。

タモリ曰く、「仕事じゃないんだから、趣味は真面目にやれ」。

とにかく、趣味はトコトン打ち込めということであろう。仕事が忙しいから趣味の時間を削るというのはよろしくない。仕事は要領よくこなして、そのぶん趣味につぎ込めという意味だと思う。

一日よくて30分程度しか趣味に割けないのであれば、その30分を有意義に過ごしたい。短い時間だからこそ、集中して内容の濃い練習をしたいものである。

ただ将棋をして勝ちたいのであれば、弱い人を相手にヘボ将棋を指していればよい。

しかし、本気で強くなるのであれば、それなりのリソースを割くしかない。今まで別のことをしていた時間を将棋に充てるのである。時間の等価交換である。

将棋が強くなるには、SNSをする時間や、ネットサーフィンをする時間を削り、練習時間に充てるしかない。その覚悟なしに楽に強くなろうと考えるのは甘い。

 

俺は将棋と同時並行で文章の練習も進めることにした。具合が悪くても、とりあえずPCに向かって思いついたことを垂れ流していれば、わずかながらもアウトプットの練習となるのである。

うまくできないからやめておこう、はやめたほうがいい

泥臭く、地べたを這いずり回るような気持ちで物事を進めたほうがいい。ハードルを上げるのは、やる気を削ぐからである。うまくできない自分を責めるのも良くない。

僅かでも、とにかくやる。習慣にする。自分に言い聞かせるために書いている。ことばで言えば簡単なことなのに、実際となると出来ないからである。

棋譜読みで目を養う

さて、将棋の練習時間の話である。練習メニューとして俺が考えているのは、詰将棋と得意戦法の確立と序盤研究、手筋や次の一手などの練習と、プロの将棋実況を観戦することであるが、もう一つある。棋譜並べである。

棋譜並べはスピーディーにこなすのが基本らしい。プロの指し手を体に馴染ませるのが狙いだそうである。つまり棋譜ならべとは反復練習的なものであるが、俺が上達するのではと考えているのは、次の一手を推測しながら棋譜を読むことである。

将棋DB2という、棋譜が見れるアプリがある。

このアプリでは、プロアマ公式戦や奨励会員同士の対局に及ばず、江戸時代の対局まで様々な試合を後追い観戦できるのだ。便利な世の中になったものである。

とくに目を引いたのは、こども将棋である。決勝近くまで勝ち上がった猛者ともなれば、大人のアマ高段者と同等以上の手を指すので驚いた。

あるていど棋譜を読んでいるうちに、指し手の美しさや強さが感覚的にわかってくるようになる。芸術に触れるうちに審美眼が養われるのと同じ感覚である。

では、その一手を思いつくのかと問われれば否である。しかし、その手が良いかどうか、何を意図しているのかが理解できるようにはなる。その手の意味がわからないというのでは射程外である。パンチが全く見えてないのと、見えているが避けられないのでは、同じパンチを食らうのでも内容が違うのである。

そのようなセンスともいうべき感覚を養うには、強い者同士の棋譜を見るのが一番だと考えている。ヘボ将棋の棋譜をみているだけ時間の無駄である。

大幅にタイムオーバーしている。書き始めて約50分であるが、まだ1300文字程度。

とりあえず投稿することにする。